1.会社代表印の準備
ご近所のハンコ屋か、ネット上の通販ショップなどで会社代表印(会社実印)をご用意ください。
ネット上で購入の場合「会社印 激安 即日」といったワードで検索すると、印鑑業者がいくつもリストされますので、よさそうなものを
お選びください。
早い業者であれば、即日作成・発送してくれるところもあります。
価格の安い印鑑の場合、機械で彫るのでどの業者であっても出来上がりのクオリティの差はあまり無いと思います。
印鑑の材質によって価格が異なります。安い材料は、何年も使っているとやがては磨耗して印影がかすれてくるようなことも
あるかもしれません。
ただ、もっとも安い材料であっても10年程度でダメになるようなことは無いと思います。
印影の直径は18ミリや16.5ミリが一般的です。直径のサイズや印鑑自体の形の違いは単なる好みの問題です。
実用上、いずれを選んでもとくに影響はありません。
会社代表印(会社実印)はできる限りお早めにご用意ください。
2.会社銀行印
会社を設立すると、法人名義の銀行口座を開くことになります。
その際に、銀行に届け出る印鑑が必要となります。
会社代表印をそのまま銀行印とする会社もあります。社長一人が銀行の用事をすべて行うような会社の場合、兼用してしまった方が
ラクかもしれません。
事務員や秘書などに手続きをさせるために銀行に出向かせるような場合には、会社代表印とは別に、銀行印を作っておいた方が
便利かもしれません。
会社代表印を紛失してしまったりすると印鑑の再登記が必要で手間になるとともに、さまざまなリスクを考えると代表印と銀行印は
別にしておいた方がいいかもしれません。
ちなみに株式会社オーナーズブレインは、代表印と銀行印をひとつの印鑑で兼用させてます。銀行の送金などは
ネットバンキングでやってしまうので、銀行印が必要となる場面はひじょうに少ないからです。
3.会社角印
会社角印は、おもに請求書、見積書、領収書の社名の横に押印します。
絶対に無くてはならないものではなく、会社が正式に発行したものであることを取引相手に知らせるために押印します。
ただ最近は各印を押さずに請求書や見積書を発行することも珍しくなく、とくにPDFをメール添付で送付するような場合は
押印が無いのが通常かもしれません。
ネット起業などで、社長が若い人のような場合は日本古来のこのような商習慣は忘れられつつあるかもしれません。
そのような環境だからこそ、老舗企業と取引をするような会社はむしろ古い商習慣を大切にして角印を利用すると相手に好印象を
与えることもあるかもしれません。
ちなみに株式会社オーナーズブレインは角印を作っていません。
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